戦争をやりたい人たち
ミクシーの検索語ランキングを見たら「はだしのゲン」が第1位になっていた。
ほ〜〜あのドラマで結構な反響があるんだなあ・・・と思って、「はだしのゲン」について書かれたブログを2〜3件覗いてみた。その中に
「今、戦争をやりたがっている人(政治家のことだろうかね)に見て欲しい」
ってな内容のものがあった。
そこでだ。ちょいと調べもの。戦争をやりたがる政治家ってのはいったいどんな傾向があるのか。私としては、最近、時々見かける2世,3世議員とか世襲議員とかいうキーワードと関係が深いと思っている。だいたい2〜3世代前というとちょうど戦時中に戦争を遂行した政府に関わる政治家や官僚であったはずである。思いつく少数の有名どこのタカ派な議員の経歴を並べてみましょう。
中曽根康弘 → 戦時中は海軍主計少佐
安倍晋三 → 安倍晋太郎 → 岸信介 → 東条内閣の商工大臣
小泉純一郎 → 小泉純也 → 戦時中は翼賛政治体制協議会の推薦を受けて当選した議員
まあ、なるほどと思いませんか?
要するに戦争をしたがる政治家というのは戦争中に戦地に行くことなく、何万人・何百万人という命と引き換えに非常においしい思いをした家系を継いでいるということですわ。
そりゃあ戦争をしたいよねえ。彼らは戦争で自分だけが安全でおいしい思いをする方法をずっと教わって育って来たわけだ。そんな人たちに戦争の悲惨な実情を知らせても効果があるのか・・・疑問である。
『死ぬのはあんたら、オレらはそれでおいしい思いをするから良いのだ』
とフフンと鼻で笑っているのではないだろうかね。
Posted: 土
- 8月 11, 2007 at 08:14 午後