恐るべしソフトバンク2


私のソフトバンクADSLへの切り替え工事阻止は失敗に終わり、初歩段階であるインターネット接続すら自力での解決が必要であったことは既にお話しました。

実は、私がKSブロードバンドにメールを出した週末から明けた、月曜7日付けで、この問題に関する電子メールがKSブロードバンドから各ユーザー宛に届きました。その中の問題部分についての記述を抜き出して紹介しましょう。

『音声通話に関しましては通常通り発信しますと※BBフォンでの発信に変わり、発信番号も050から始まる電話番号として相手先に通知されます。』

#つまり勝手に送りつけてきたモデム(ソフトバンクADSL)を使うと、知り合いに電話する時に相手に通知される“電話番号”がBBフォンのものに変わっちゃうわけだ。知人から「あんた誰?」って思われるんだよ。友人、知人、あるいは商用として知らせてきた電話番号が、インターネット接続回線の変更という全く関係ない理由で、ある日勝手に別の番号に変更され相手に通知されることを喜んで受け入れる人がいるだろうか?

『また、電話をモデムに接続し※BBフォンの使用が可能な環境になりますと、NTT提供のサービス(プラチナラインやナンバーディスプレイ等)はご利用頂けません。さらに、お使いのFAXやナンバーディスプレイ対応電話機によってはモデムに直接接続することが、接続不備となる可能性が高く、ノーリンキングサービス(ガス等公共料金の自動検針器)をご利用の方についてはADSL回線との回避措置が必要になります。』

#これをNTT既存サービスに対する破壊工作と言わずして何と言い変えることができるのでしょうか。こんなことが消費者の希望を問わず勝手にやられているのです。

『つきましては、※BBフォンの利用をご希望されない、もしくは電話機やFAX等で接続不備が生じる、ノーリンキングサービスをご利用中など、スプリッタの機能が必要なお客様には、代用品としましてADSLラインフィルタとテレフォンフィルタを送付致します。』

#こんな対処で済ませられる話でしょうか。消費者の希望によっては、この工事そのものを無効にして、元通りに復帰させる責任があるのではないだろうか。

Posted: 水 - 4月 9, 2008 at 03:01 午前            


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