iTunesをアップデート


 7.2ってやつね。これにするとEMI(日本では東芝EMI)が提供している音楽データを高音質でDRMフリー(コピー禁止とかうるさい機能がついてない)のデータにアップデートもできる。私のアップデート可能対象は72曲あったのだけど、アップデート料金は元の曲の購入費の差額2700円だった。
アップル (そのうちトップページ変わるだろうけど)
iTunes

 昨日あたりはサーバーにアップデート要求が殺到したのか、残り25曲あたりでDLが進まなくなってたけど、今、帰宅して再DLしたらあっという間に終わった。きっと配信用のシステムを強化したんだろうね。

 で、データレートが約2倍(256kbps)になった高音質AACファイルの音質なんだけど、理屈から言って、非可逆圧縮した信号データってのは高周波成分の再現性が悪くなる。つまり圧縮率が低くなった分、高音域が良くなったわけなんだけど聴感上は空気感(雰囲気)が出て来たのがわかる。

 もうちょっと詳しく説明してみる。

 私のシステムでは、この圧縮音楽データの欠点を補うために、iTunesからのデータをデジタルで飛ばし、DAコンバータとプリアンプの双方で真空管を使用した機器を通すことで、真空管の発生させる倍音成分を失われた高音域に乗っけている。これで大分、音楽は実態感を取り戻すので、録音の良い楽曲だと、部屋の中で演奏してもらっているような感じを味わう事ができていた。
 ところが、これを高音質のデータで聴いてみるとだね。曲(アルバム)が変わる度に自分の部屋が別空間にワープしちゃう。つまり高音域に本物の信号が乗っているので、演奏・録音された部屋の反響なんかが本当に再現されちゃうわけさ。良いのお。

 みんなiTunesストアで金払って買おうね。せっかく消費者を信用するビジネスモデルに挑戦しているんだから応援しましょうよ。不正コピーして知的生産物を入手しまくるなんて・・・

ダ・サ・イ
ことなんだからさ。

Posted: 日 - 6月 3, 2007 at 01:02 午前            


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