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TANNOYのバスレフを殺してみた(追加あり)
どうにもバスレフのダクトで共鳴して出て来る強調低音の「プゥオン」「プゥオン」というだらしなさ、音階表現のなさが気に入らないので、バスレフを殺す工夫を試してみた。
これ!
バスレフダクトにスポンジゴムのパイプを詰めたのだ。材料はホームセンターで売っているもの。スポンジグリップというのがバスレフダクトに詰めるパイプになります。もう一つはバスレフダクトと径を合わせるために巻くスポンジゴムのテープ(粘着シール付)。
バスレフダクトの深さによってスポンジグリップは必要な長さに切ります。バスレフの入り口にハマるようにスポンジゴムのテープを巻きます(1カ所で充分だと思う)。最終的な径がちょっと太くなってもゴムなのでダクトに詰められます。
イラストにすると
こんな感じ。バスレフを完全に塞いでしまうと密閉型と同じことになって、空気バネでスピーカーユニットの動きが阻害される。そこで吸音性のあるスポンジゴムのパイプを詰めて、バスレフダクト内の形状を複雑にして共鳴が発生しないようにする。スポンジゴムパイプの穴でエンクロージャは密閉されない。しかもスポンジゴムのパイプからは少しの音しか漏れない(だろう)。
効果のほどは・・・現在、TimeDomain lightと比較試聴中
いい感じです。中低音が元気良く立ち上がりも良くなっています。バスレフのつくる表現力の無い低音は消えているようです。TimeDomainよりも低音が強く出て、中・高音の解像度やクリアさも遜色ないかな。
気になる方はお試しあれ。安いし元に戻せるチューニングですよ。
Posted: 土 - 6月 30, 2007 at 10:31 午後
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Published On: 7 01, 2007 07:03 午後
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