プリアンプからのハムノイズ
JJのECC82に交換した時から発生していたハムノイズ。「ジジジジ・・・」と鳴っていたのだが、今度のBRIMARのCV4068に換えたら「ブーーーーーーーーーーー」っと音色も大きさも酷くなった。
前回もハムノイズ対策を電源とRCAケーブルを中心に試したのだが解決できなかった。こりゃいよいよTU-875を開腹せにゃあならんかなと覚悟を決めてネットで色々と情報を漁ってみた。実はこのプリアンプは組み立てキットではあるのだが、姫路の家電量販店が閉店する際に組み立て済みの展示品を買い取ったので中身がわかっていなかったのである。最終的にはイーケイ・ジャパンから組み立て説明書を取り寄せることも覚悟していた。
でも色々と調べてみると、このTU-875ってラインアンプとフォノイコライザーアンプのハイブリッドになっていて3本の12AU7のうち、私が使用しているラインアンプ側には1本しか使っていないのである。しかもハムノイズが出やすいのは増幅率が大きいフォノイコライザーアンプである。
「これわ!*」
と思って、フォノイコライザーに使う2つの球だけ付属品のPhillips
6189Wに戻してみた。
ハムノイズ消えましたあ!!
フォノアンプ回路と真空管の相性だったということだ。レコードプレーヤーを持たない私にとってフォノ側の2本はダミーに過ぎないので安物を差しとけば良いわけ。これまでに購入した12AU7のヴィンテージ球は全て予備が2本づつという大変贅沢な状況になってしまいました。
12AU7でプリアンプを1台造っても余るな・・・。
Posted: 木 - 9月 6, 2007 at 12:05 午前