塩ビパイプSP実験終了!
その後、FF-70EGで何とかしようとパイプ内部に色々細工してみたけど・・・
結局、ヴォーカル域の高音(女声)が出て低域(男声)が引っ込む。さすがに2kHzがキンキン来るのは抑えられたけど。
iTunesのイコライザーを使い『ささきいさお』の声がまとまるように帯域を調べてみると500Hzが足らない事がわかった。それでf特のグラフを眺めるとちょうどそのあたりがピークのある150Hzや2kHzの90dBに対して8dBも下がっているのね。平均的なレベルと比べても5dBくらい低い。 そりゃ全体に硬い音になるわなあ。無指向性スピーカーを目指したのだけど、バスレフキャンセラーから低音が選択されて出ているので、それをリスニング方向に向けて使うことにした。これで『ささきいさお』の声がちっとはマシになる。 これで塩ビパイプの実験は終わりだな。気が向いたら特性が良さげな5〜6cmのユニットにしてみよう。#FF-70EGはf特がバタバタし過ぎ。
下の特性に合わせてiTunesのイコライザーの2kHzを-4.5dB、500Hzを+4.5dB、250Hzを+3dBに調整した。音の鮮度(弾みというか、楽曲に出て来る面白み)は減ってしまうがまとまり良い音にはなった。PS)結局、イコライザーのセッティングはFF-70EGの変なところだけピンポイントに補正して、エンクロージャの特性がわかりやすいようにした。2kHzを-6dB,500Hzを+3dB。
Posted: 木 - 9月 20, 2007 at 11:48 午後