また改良


小さい方のエンクロージャはパイプを伸ばした。大きい方は横にバスレフを出すのをやめて直管構造に。

 スピーカーユニットもFF-70EGとF-66A60をエンクロージャ交換。FF-70EGは長い管につけると音がくぐもってしまう。かと言って小さい方の短管だと底面の反射で2kHzのキンキン感が強くなるので、小さい方も延長してみたわけ。
 さらに底板をそれぞれ改造した。

大きい方の底板に穴を空けてバスレフキャンセラーを仕込んだ(左)。背圧を逃がす半密閉方式にしてユニットの特性で元気よく鳴るように。小さい方の底板には円錐の木製ブロックをつけた。底面での反射をこれで散らして高音域を散らす。こっちのバスレフにもバスレフキャンセラーを入れているけど、こっちは低音を出す役割を果たしている。管が短いから背圧が低音として出るわけだ。

 でもね。結局、安物のスピーカーユニットはダメだね。FF-70EGの方は2KHzが突出する代わりに低域も伸ばしていて100Hz近辺の低音まで再生される・・・けど中音域が出ない。F-66A60は割とましな特性なんだけど低音は200Hz近辺までしか出ない。そのうち小さい方には6cmの良い奴。大きい方は8cmの良い奴に取りかえよう。

 ま、ユニットなりの音は出ている。

Posted: 火 - 10月 2, 2007 at 08:56 午後            


©