1stステージをクリアしたので
次なるステージに進む。今度はPICマイコンのプログラミング環境の構築。
確認しておくと、目的はステッピングモーターを制御して好きな方向に任意の角度だけ回転させるということを実現することだ。ところが工作したモータードライバキットでは、スイッチ押したら回転をし続けるってことしかできない。「そりゃ目で見て良い角度に来たらスイッチを離せ」って言うかもしれないけど。それじゃイライラ系ゲームにしかならないって! なんでキットではそういう制御なっているのかっていうと、基板に乗っかっているPICマイコンに書き込まれているプログラムのせいなんだな。ステッピングモーターというのは、ある制御パルスをモーターに送ってやると1パルスに呼応して1ステップ(決まった小さな角度)だけ動く。キットではボタンを押し続けているあいだ制御パルスを送り続ける(何個パルスを送ったかは考えていない)仕組みになっている。つまり、そういうプログラムを決まった数のパルスを送れるように書き換えるわけだ。 どうやるとPICマイコンに自作のプログラムを仕込めるのかって言うと・・・これだ!
これを作ってWindowsパソコンと繋ぎ、プログラムをパソコンから送り込んでやる。こういう基板をROMライタとか言うのだけれど、こいつにはPICマイコンのプログラムをWindowsで作れるソフトが付属している。 ところでモータードライバに使っているPIC16C56(写真の右の青いシールが貼ってあるやつ)。
こいつは中身のプログラムを変更できない。1回書き込んだらそれで終わりというタイプのマイコンなのだ(CD-Rみたいな)。実は、このPIC16C56と互換性があってプログラムを何回も書き換えられるやつ(CD-RWみたいな)がある。これだ!
このPIC16F84にプログラムを書き込んで、PIC16C56と交換してあげればいい。
Posted: 日 - 2月 5, 2006 at 10:38 午後