この1週間にやったこと


9月は職場の夏休み消化月間。この1週間に5連休と3連休がかかっていたので、ステッピングモーター制御実験を進めるはずだったのだが、夏の疲れか眠ってばかりで思ったほど進まなかった。
せっかくフィルターターレットをゲットしたのに・・・

とは言え、この1週間にやったことをまとめてみる。

1.オシロスコープを使ってみる
 3月末に購入したまま使う機会のなかったオシロを使ってみた。ステッピングモータードライバ回路の電圧波形を見てみる。

まずは回路のDC入力(12V)を測定。要するに安定化電源の出す直流がどのくらいよいかを見たわけ。右が結果だけど振幅は数mVくらい。
 次はモーターを回転させてるときの駆動信号(10V強)。

あ〜ちゃんと測れた。よかったよかった。

2.モータードライバ上のPICマイコンのプログラム変更
 今のドライバ(キットを組み立てたまま)だと、スイッチを押している間、モーターは回り続けることしかできない。位置制御をするのに好きな角度を指定して回したいので、スイッチを押す度に1ステップ(手持ちのモーターだと1.8度)ずつ動くようにPICマイコンを変更する。
 まずラッキーな事に、こういうプログラムは参考書に載っているし、著者のホームページからもDLできた。これをPICマイコンのプログラム開発用のアプリ(MPLAB)で開く。

プロジェクトを設定して、ソースファイルやリンクするファイルを設定、対象となるPICの型番16F84Aを設定してアセンブラで書かれたソースをコンパイル(ビルド)・・・成功!
 そしたらPICマイコンに新しいプログラムを書き込まなくちゃ。

パソコンにPICプログラム・ライタを繋げて(左)、交換するPIC16F84Aを差す。

ビルドしたプログラム(16進数で表現されている)を、専用の書き込みソフトでマイコンに転送。
 そしたら基板のPICを差し替えだ!

元々のを専用工具で抜いて・・・

新しいのを差したら・・・やっぱ動作確認だよね。

成功! スイッチを押す度に1.8度ずつ回ります。

後はスイッチの代わりに、好きな回数だけON/OFFを繰り返す回路を製作して、このモータードライバと繋げる。

Posted: 日 - 9月 17, 2006 at 07:04 午後            


©