NASを買った


正確に言えばNAS(Network Attached Storage)の“箱”。
たいしたもんじゃない。100BASE-TX、ハードディスクの規格はATA100、iTunesやDLNAサーバにもならない。職場の机で何台かあるMacの共通ストレージにしようと思って処分品を見つけた。

Princetonの「PNS-25」
http://www.amazon.co.jp/プリンストンテクノロジー-PNS25-Monolithシリーズ-PNS25-2-400-PNS25-400/dp/B0001POERO

今さらどうなのよというスペックなんだけど「なんで〜〜〜!」っていうくらいの値段。ディスクの容量にもよるけど30〜40万円。要するに企業のサーバー室なんかで使うハイエンドの部類なわけだ。

 それが製造元の直販で箱だけの処分品が14,800円。
http://item.rakuten.co.jp/princeton/pns25/
古いIDEのハードディスク320GBが2個ほど転がっているので、お得に高信頼のネットワークディスク(RAID1)ができちゃうわけだ。

 で・・・昨日届いた。

なかなかの男前っぷり。そして、この個体の品質確認票が入っているあたりがハイエンドって感じ?

さっそくケースを開けてマウンタを外して、

手持ちの320GBを取り付け

フォーマットとネットワーク設定だあ。スイッチ・オン!!

 設定はWebブラウザから簡単にできる。しかもIPアドレスはネットワーク上にDHCPがあれば、勝手にIPをもらって来てくれる親切設計。もちろんフロントパネルの液晶でIPアドレスはわかるから迷いようがない。

 このような感じで順番に設定してけば良いの・・・はずだったのだが。RAID1のフォーマットがエラー出して終わらない。試行錯誤の末、フォーマットまではできてもRAID1ボリュームが起動しなかったり。そのうちDISK2がエラーだとブザーが鳴り出した。サポート外の320GB使ったのがいけなかったのか(製品は200GB×2が最大)。ハードディスクに触れると熱は相当なもんだ。電源容量が足らないのかなあ・・・とか考えながら。

Linuxの載ってるマザーボードとかATX電源を眺める。恐る恐る電源回路に付いていた可変抵抗(多分、DC出力電圧を微調整するやつ)を回してみたり。でも付ける前から320GBの片方が死んでいた(臨死?)ようだった。なんだ最初に疑えよオレ。システムは「片方がクラッシュしているぞ」とちゃんと役目を果たしていたわけだ。

 日付が今日に変わった頃には、もう引っ込みがつかなくなってしまったので
「あまりのディスクでお安く」
なんて目論みはどこにいったのか・・・。昼間になったら病院に行くから、帰りに新品を買ってくるぞってな気になっていた。

 で・・・リベンジ。買って来たのはサポートをはるかに上回る500GB×2。しかも熱が気になったというのに、同じ型番(日立のHDT7250XXVLAT80)という挑発的な選択だ。取り付けて、今回はケーブルの引き回しをちょっと変えて、スイッチ・オン!

フォーマット問題なし、ハードディスクも熱くない。同じ型番でも後期ロットでは改善も進んでいるということか。
MacからのマウントもOK。おしまい〜〜〜。ちなみに大きさ(フットプリント)は15インチノートパソコンくらい。

明日は職場に持って行ってデスク下に設置するつもり。

結局3万円かかっちまいました。

Posted: 金 - 6月 12, 2009 at 07:35 午後            


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