本日の買い物


給料も出たので週明けのVTOSでの実験を楽しくするものを買いに姫路まで行った。

 今日の逸品はこれ!

小型のパソコン用液晶モニター。壁掛けにもできる軽量・薄型。VTOS制御パソコンは箱の棚の中に入っちゃったし、机の上で操作できないのでVTOSの筐体に必要に応じて掛けて使おうというわけ。
 その他には変換アダプターを幾つかと2本のLANケーブル。

左上のはモニターケーブルを2本継ぎ足すのに使うコネクタ。これの一方をVTOSの箱の中で制御パソコンと繋ぎ、もう一方を箱の外側に出す。さすれば制御パソコンを直接操作する時に、いちいち蓋を開けてモニターを繋ぐ必要がなくなる。右上と下は制御パソコンとキーボード(マウス)を繋ぐのに使う。右上がUSBケーブルを2本継ぎ足すのに使うコネクタ。一方をVTOSの箱の中、もう一方は箱の外。そうすればいちいち蓋をあけてキーボードを・・・。下のアダプタは古いパソコンのキーボード(PS2)をUSBキーボードとして使うための変換に使う。古いWindowsパソコンのキーボードは古いMacと違ってホットプラグになってない(電源入れたら抜き差し厳禁)。とっても原始的な規格だったのだ。Mac使いにとっては、USBキーボードになったところで機能的に変わったところはなかった。コネクタの形が変わって迷惑くらいにしか感じなかったのだが、Windowsにとっちゃ大革新だったのである。でも今だにPS2は使われている。原始的な分、とっても安く製造できるからだろうか。ちなみに制御パソコンのキーボードはIBMのやつでキーボードとしての出来は最高である。グライドポイントがついているのでマウス要らず。必要設置面積最小限なのところが気に入っている。
 そして最後は安売りしていたハードディスク。

250GBのSATA。これは職場に持ち込んであるPowerMac G5に内蔵する。VTOS制御パソコンは観測するときには直接触って操作できない。そこでネットワークを使ってMacからリモートコントロールすることになる。さらに取得した画像は、そのMacですぐさまデータ処理もしたい。VTOSは最高で秒間500枚近い画像を取得できちゃったりする能力があるので、最終的に処理をするMacに十分な溜め込み容量が要るわけ。
 何でMacをデータ処理に使うのかと言うと、研究者がよく使うUNIXワークステーション用の解析ソフトとかデータ可視化ソフトがワープロやプレゼンソフトと一緒くたに走るからだ。自分でデータ処理ソフトを書くのにもUNIXで使われている研究者御用達のフリーウエアのコンパイラや技術計算ライブラリがそのまま使えるから楽だよね。結局、どこへ持って行っても、どんなマシンに対しても通用する普遍的なことをやろうと思うとWindowsじゃ駄目ってことが多い。逆にWindowsにしか対応しない機器なんかがあると全体のシステムの中でそこだけが浮いて(トラブルも多いし)欠点になったりする。今回のVTOS制御パソコンはWindows2kだけど、トラブルを最小限にするために、最高に頼れる人物に依頼して特別誂えで組み立ててもらったものである。

Posted: 土 - 2月 18, 2006 at 10:33 午後            


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