VTOSの光学調整


ここんところ「ずっ・・・・・・・と」プログラミングの毎日
Visual C++ 6.0 を Visual Studio 2005(Visual C++ 2005)にアップデートしたとたん、プロジェクトの関連ファイルへの Path設定が消えてしまったり、これまで問題なかった標準入出力関数がきちんと働かなくなったりした。しかも一度プロジェクトファイルを変換すると後戻りもできない。

やっぱりマイクロソフトだね。
切れそうになった・・・けど
「Windowsマシンは、思い通りに行かないときは、あきらめて別の方法でごまかす」
が身に付いてきたのか、方針を変える事で、問題をかわし制御ソフトはかなり進歩した。

まっ真実にもとづいた嫌味はこのくらいにして・・・

 ともかくも今夜は久しぶりに晴れたのでVTOSの光学調整を行った。なゆた望遠鏡の作る焦点面(像面)の中心に可能な限りVTOSのカメラの画角の中心を持って来る作業だ。天体はコルカロリという二重星を使った。

この二つの星が何ピクセル離れているかを測れば、1ピクセルが何秒角(1秒角は1/3600°)か求められる。概ね0.1秒角弱になると思う。

 調整が満足いく結果になったので遊びで木星を撮ってみた。HCCDの威力で連続500フレーム取得した。そのうちの一枚がこれ

500枚のうち、大気揺らぎの影響が少ない良質の画像を10枚ほど選んで足し算して、模様を強調する処理を施した結果がこれ!

ちょっと凄いでしょ!!
今夜は目で見てもこんな感じに見えた。画像に撮ると人の感覚よりも悪く写るんだよね。

Posted: 日 - 5月 21, 2006 at 01:25 午前            


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