Pentax
k-mを購入しました。Canon EOS
Kiss
Digitalを4年もほったらかしといてです。 普及型のデジカメっていうと、電子機器メーカーが売り始めて、新しもの好きな私もパソコンの延長でRICHO、Canonとコンパクトデジカメを購入しました。でも、あくまでパソコン周辺機器としての位置づけで写真を撮るカメラでは全然なかったですね。当時のカラーインクジェットプリンタのように色彩をどぎつくすれば鮮やかと評され、エッジ強調をどぎつくかければシャープと褒められって感じでした。まともなカメラ会社が本気で造ったデジタルカメラとして最初に出たのがNikon
CoolPix950だと思います。コンパクトデジカメではあったものの、1999年の春に発売開始されるや速攻で買いました。12万円くらいしたと思います。でも、かつてのカメラ小僧の喜びは得られませんでした。一眼レフのファインダーを覗いたときの集中力と緊張感がなかったのよ。結局、小さな液晶画面で風景を切り取るデジカメはおざなりな記録用にしか思えませんでした。 そうしてカメラに興味を失って幾星霜。2003年秋、ついにCanonがデジタル一眼レフの普及機を出しました。それがEOS
Kiss
Digitalでした。やっぱり12万円くらいしたのですが、デジカメへの投資に慎重になった私は、新型が出るまで待ち、そこで型落ちのKiss
Dを8万円で買いました。2005年初夏のことです。まあ、期待通りだったんですが・・・カメラに対する思いは(写真を撮る余裕は)復活しませんでした。 それが今回、まったく偶然に「Pentax
k-mが安い」という広告が目に飛び込んで来たのです。私の脳裏に一眼レフカメラとの出会いが、少年時代が、思い出されました。我が家に来た最初の一眼レフカメラ。すなわち私が触れた最初の一眼レフ。それが・・・