PENTAXの誇り! 究極の名玉二本をテスト

本日、思い切って究極の一本を入手した。
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PENTAX FA☆85mm F1.4 究極の85mmと呼ばれたフィルム時代の中望遠レンズである。ちなみに右は FA 31mm F1.8 Limited これもフィルム時代には究極の広角レンズと呼ばれ、今も販売されているが、PENTAXのデジタル一眼レフに付けると非常に高価な標準レンズになる。

まずは FA 31mm F1.8 Limited で天体撮影テスト。フォーカスは無限遠押し当て。
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K-5 IIs + FA 31mm F1.8 Limited + O-GPS1(ISO 1600, f1.8開放, SS60)
さすがに開放だと四隅の星像が(ぐるぐる系に)崩れてしまうが1/3段絞る毎に解消されていく。
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K-5 IIs + FA 31mm F1.8 + O-GPS1(ISO 1600, f2.8, SS90)
ここまで絞らなくても我慢できるがf2.8なら非の打ち所がない。

続いて FA☆85mm F1.4 をテスト。フォーカスは無限遠押し当て。フードは軽量化のためあえて純正を使いません。
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K-5 IIs + FA☆85mm F1.4 + O-GPS1(ISO 1600, f1.4開放, SS60)
周辺減光も目立たず星像も全体に整っているが、これでも滲んでいる。あるいはフォーカスを厳密に追い込めばいいのかもしれない。
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K-5 IIs + FA☆85mm F1.4 + O-GPS1(ISO 1600, f2, SS90)
この星像をピクセル等倍まで拡大すると、フォーカスをもうちょっと厳密に追い込む余地があることがわかるのだが・・・
あくまでも無限遠押し当て、あるいはオーバーインフィニティを考慮したマーキングで簡便にフォーカスは合わせることにする。
それがアストロトレーサーの手軽さを損なわない方法だと思うから。