JPEG撮って出しでキレイな天体写真

・・・と銘打った作戦も赤道儀を使ったオートガイド撮影まで踏み込みました。ちまたではダメ赤道儀と言われるビクセンSXW赤道儀の調教もなんとか上手くできたことで、1月下旬は最終仕上げで3天体を撮って第1段階がほぼ達成ですかね。

まずは1/25のエントリーに追記した27日の馬頭星雲。
IC434_140127d
PENTAX K-01 + Tamron SP500mm F8, (ISO1600, 8分×6)
SXW赤道儀, 笠井トレーディング GuideFinder-80 + SBIG ST-i, CCDOPSオートガイド
星雲を目立たせるため(不自然で好きじゃないけど)強めのトーンカーブ補正を施した。

1月31日はレンズをPENTAX DA★300mm F4に換えて新たに2天体を撮影した。
IMG_0757

まずはアンドロメダ銀河(M31)
M31_140131
PENTAX K-01 + DA★300mm F4(f4開放, ISO1600, 3分×2)
SXW赤道儀, 笠井トレーディング GuideFinder-80 + SBIG ST-i, CCDOPSオートガイド

そしてカリフォルニア星雲
Calf_140131abc
PENTAX K-01 + DA★300mm F4(f4開放, ISO1600, 3分×11)
SXW赤道儀, 笠井トレーディング GuideFinder-80 + SBIG ST-i, CCDOPSオートガイド

これまでの撮影はJPEG撮って出し縛りなので、ダークはカメラが都度撮影して自動で減算してくれているが、フラットは撮ってないし処理していない。だからレンズの周辺減光はソフトである程度除去してはいるが取りきれてはいない。

さて実は最後に残っているのは・・・
秘かに購入していた単焦点屈折鏡筒での撮影である。
IMG_0711
機材はWilliamOptics GT81 アポクロマート鏡筒(D81mm, F5.9)である。
これに同 D50mm F200mm のガイドファインダーを親子亀方式で搭載。撮影には同 0.8x レデューサーフラットナーを噛ませて焦点距離382mm F4.72で使う。
より高解像度を求めてカメラボディはK-5IIsで撮ることになるかも。

そしてそして明るい望遠レンズとCCD素子のK10DやK-mで低めの感度&長時間露光で階調性を出した画像を得てみたい。ただしCCDデジカメは電気食いなので外部電源を使わなければ撮影を完遂できないだろう。それは既に準備済みである。

それが終わったら新しいミッションを開始するつもり。