お久しぶりで近況なぞ
4月から大学の講義があって(しかも朝1限なもんで)、ず〜っと早起きプレッシャーが続いて天体写真を撮ることができなかったのだが、先週ようやく終了して27日に初めてRAWで天体写真を撮ってみた。
例によってK-ASTEC GF50ポータブル赤道儀。レンズはPENTAX FA☆85mm F1.4(中古)。
実はこのレンズ2本目。1本目は去年の正月に購入したのだが何回か星を撮っていて方ボケしていることを発見。
PENTAX K-5IIs + FA☆85mm F1.4(f2, ISO800, 1分)
左右の端で星像の大きさ(と収差の出方)が結構違っている。
カメラ屋さんの中古保証修理に出したんだけど修理不可能で返金。それでZeissの85mmを購入したわけだ。
PENTAX K-5IIs + Zeiss Planar T*85mm F1.4(f2, ISO800, 1分×2)
確かにZeissは良いレンズだ。
しかし、あきらめきれなかったのである。PENTAXの交換レンズの中でも名作中の名作とされるFA☆85。
梅雨も半ばの6月下旬。中古市場で再び目に付きだしたので、今度こそはと買ってみた。
ドキドキのテストである。26日蒸し暑くてもやっとした夜にJPEG撮って出しでファーストライト。
PENTAX K-5IIs + FA☆85mm F1.4 + Kenko Astro LPR Type2(f2, ISO800, 2分)
光害カットフィルターを使ってるので赤みが強調されているが、最初に買った個体より光学系の組立精度は良いみたいだ。
無限遠のピントも回しきりで許せるくらいになっている。
あっ言い忘れたけど比較のために撮っているのは、はくちょう座のデネブ〜サドルあたりね。
27日は前夜とうってかわって涼しくて透明度も良くて、そしてそして休日前夜!
「ここで撮らずにいつ撮れる?」と、RAW撮り敢行。
PENTAX K-5IIs + FA☆85mm F1.4 + Kenko Astro LPR Type2(f2.8, ISO1600, 90秒×20)
フィルター起因の(デネブとサドルの)ゴーストが写っているのはご愛嬌。
さらに、いて座〜たて座の狭間あたりの領域
PENTAX K-5IIs + FA☆85mm F1.4 + Kenko Astro LPR Type2(f2.8, ISO1600, 90秒×11)
ちなみに同じ領域を昨年Zeiss 85mmで撮った(JPEG撮って出し)はこんな。
PENTAX K-5IIs + Zeiss Planar T*85mm F1.4(f2, ISO800, 1分×4)
FA☆85とPlanar T*85を比べてみると、マニュアルフォーカス専用のT*85は回しきりで無限遠がきっちり出てる感じ。
FA☆85でも無限遠回しきりでいけそうだけど、T*85と比べてしまうと星像を見て追い込む余地がありそうな感じ。
ちなみにFA☆85のフォーカスリングは回しきりで一端抵抗感があるが力を加えると滑って空回りする。
実際、星像を拡大してみると
左:Planar T*85(f2, ISO1600, 60秒) 右:FA☆85(Kenko Astro LPR Type2, f2, ISO800, 120秒)
右の方(FA☆85)がフリンジの滲みが大きい。レンズの差かもと言う前に、これにはピントの問題もあると思われ。
次に、レンズも撮影条件も違うから確定的には言えないけど(右のフィルターありの方はレベル補正で背景の暗さを左に近づけてある)・・・
Kenko Astro LPR Type2 フィルターを使うとパープルフリンジが赤く出るようだ。もちろん散光星雲は良く写るが星は相対的に写りにくくなる。
天の川は抑え気味になり、パープルフリンジの出るレンズだと星が赤っぽく写りやすい(?)。
例によってK-ASTEC GF50ポータブル赤道儀。レンズはPENTAX FA☆85mm F1.4(中古)。
実はこのレンズ2本目。1本目は去年の正月に購入したのだが何回か星を撮っていて方ボケしていることを発見。
PENTAX K-5IIs + FA☆85mm F1.4(f2, ISO800, 1分)
左右の端で星像の大きさ(と収差の出方)が結構違っている。
カメラ屋さんの中古保証修理に出したんだけど修理不可能で返金。それでZeissの85mmを購入したわけだ。
PENTAX K-5IIs + Zeiss Planar T*85mm F1.4(f2, ISO800, 1分×2)
確かにZeissは良いレンズだ。
しかし、あきらめきれなかったのである。PENTAXの交換レンズの中でも名作中の名作とされるFA☆85。
梅雨も半ばの6月下旬。中古市場で再び目に付きだしたので、今度こそはと買ってみた。
ドキドキのテストである。26日蒸し暑くてもやっとした夜にJPEG撮って出しでファーストライト。
PENTAX K-5IIs + FA☆85mm F1.4 + Kenko Astro LPR Type2(f2, ISO800, 2分)
光害カットフィルターを使ってるので赤みが強調されているが、最初に買った個体より光学系の組立精度は良いみたいだ。
無限遠のピントも回しきりで許せるくらいになっている。
あっ言い忘れたけど比較のために撮っているのは、はくちょう座のデネブ〜サドルあたりね。
27日は前夜とうってかわって涼しくて透明度も良くて、そしてそして休日前夜!
「ここで撮らずにいつ撮れる?」と、RAW撮り敢行。
PENTAX K-5IIs + FA☆85mm F1.4 + Kenko Astro LPR Type2(f2.8, ISO1600, 90秒×20)
フィルター起因の(デネブとサドルの)ゴーストが写っているのはご愛嬌。
さらに、いて座〜たて座の狭間あたりの領域
PENTAX K-5IIs + FA☆85mm F1.4 + Kenko Astro LPR Type2(f2.8, ISO1600, 90秒×11)
ちなみに同じ領域を昨年Zeiss 85mmで撮った(JPEG撮って出し)はこんな。
PENTAX K-5IIs + Zeiss Planar T*85mm F1.4(f2, ISO800, 1分×4)
FA☆85とPlanar T*85を比べてみると、マニュアルフォーカス専用のT*85は回しきりで無限遠がきっちり出てる感じ。
FA☆85でも無限遠回しきりでいけそうだけど、T*85と比べてしまうと星像を見て追い込む余地がありそうな感じ。
ちなみにFA☆85のフォーカスリングは回しきりで一端抵抗感があるが力を加えると滑って空回りする。
実際、星像を拡大してみると
左:Planar T*85(f2, ISO1600, 60秒) 右:FA☆85(Kenko Astro LPR Type2, f2, ISO800, 120秒)
右の方(FA☆85)がフリンジの滲みが大きい。レンズの差かもと言う前に、これにはピントの問題もあると思われ。
次に、レンズも撮影条件も違うから確定的には言えないけど(右のフィルターありの方はレベル補正で背景の暗さを左に近づけてある)・・・
Kenko Astro LPR Type2 フィルターを使うとパープルフリンジが赤く出るようだ。もちろん散光星雲は良く写るが星は相対的に写りにくくなる。
天の川は抑え気味になり、パープルフリンジの出るレンズだと星が赤っぽく写りやすい(?)。