近況:GF50赤道儀で遊んでます

さてGF50赤道儀が手元に来てから2ヶ月。梅雨だったり仕事でへばってたりしたのですが、ぼちぼちとテストを行っておりますです。
まずはETX-90鏡筒を使ったTMTMT(TsuMuTsuMu Telescope)モード。
PENTAX Q による直焦点撮影で月と土星がこのように撮れております。
IMGP0111
IMGP0112
撮影は5月24日。土星をコンポジット&アンシャープマスキングして343x320にトリミングしたのが下(ピクセル等倍)。
Saturn130524
土星を撮るには拡大光学系が、月を撮るには縮小光学系が欲しいところです。

そこでTeleviewの手持ちの5xバロー(PowerMate)を使ってみたのですが暗くすぎ視野も狭すぎて実用的ではありません。そこで2.5xバローを新たに購入。
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IMGP0002
撮影は6月11日。拡大率はいい案配になっていけそうです。
ISO1600, SS1/10。大気揺らぎを止めたいので露出不足は承知で速いシャッター速度。
1/15秒露出を20フレームほどコンポジットした結果がこれ。
saturn130711_13
今度は1024x1008トリミングで35%に縮小して載せています。
土星に(多分、木星も)ついては、この光学系で良さそうです。

問題は月なんですが、素子サイズの小さな PENTAX Q だと、かなりの縮小をかけないと月全体を納めるのは無理そうです。
とりあえず手持ちの Meade#4000 f3,3 FocalReducer(1/3縮小光学系)を使ってみました。
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IMGP0123
撮影日は7月18日。ISO125, SS1/100です。
半月が一杯一杯に入るかどうかですね。満月を入れるのは無理。でも、まあまあの構図を得られそうです。

星野写真を撮るポタ赤本来の使い方は夏の天の川をコンポジットするべく何度かチャレンジはしているのですが、今だ、完遂できてはいません。
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7月14日には2時間ばかりかけて撮ったのですが薄もやが常に通過したのでコンポジット処理するに至っていません。
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k-m + Zenitar 16mm F2.8 FishEye + GF50(ISO 1600, f4, SS180s)

それでも、今のところ結果は上々。満足いくシステムを組むことができたと感じています。