あけましておめでとうございます

年明けは、予想外の大型客人(そう! ラブ女医・・・いやいや Lovejoy彗星 C/2014 Q2)が現れてちょっと話題をさらっております。そうそう。「次回は8000年後という極めて珍しい・・・」なんてマスコミがあおっていますが、この手の新発見の彗星ってのは太陽系外縁のオールトの雲あたりから来ますので何千年周期なんてあたりまえですから。珍しくもなんともないです。そういうのが1年に何個も見つかっているわけでね。

ハレー彗星みたいに76年周期ってな、ある意味、かろうじて人間のタイムスケールで測れるような彗星は、これまでに太陽を何周したかわからないくらいです。歴史資料に何度も記録されています。ハレーさんは資料を調べて、この76年周期の彗星を予測して名前を残したというわけですから。そういうやつはとっくの昔に誰かに目撃されているわけです。

ただ今回のラブジョイ彗星がここまで明るくなるとは思っていなかったんで私は完全にノーマーク。年が明けてみたら、これは何かしておかなければってとこにまでなっていました。

そこで世間の3連休からズレて3連休となった昨夜、自宅の駐車場で撮ってみましたよ。
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PENTAX K-5IIs + M150mm F3.5(f4, ISO1600, 120秒×18)、K-ASTEC GF50赤道儀

ここ数日で尾が立派になってきたみたいです。
明るさは3等級台になってるのかな。7x50の双眼鏡でエメラルドグリーンが何となくわかりますし、肉眼でも見えていました。最近、コマからマントのように拡がった立派な尾を持つ彗星ってあまり見ない気がします。この新月期に機会があったら尾が発達してるのを期待してもう一回くらい狙ってみようか。